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58日の記念日

童画の日

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文化・芸術制定:長野県岡谷市イルフ童画館(1925年)

由来・理由

1925年(大正14年)5月8日、東京銀座の資生堂画廊で童画家・武井武雄の個展が開催され、この時初めて「童画」という言葉が使われた日を記念して制定された。

雑学・小話

武井武雄(1894-1983)は長野県諏訪郡岡谷町(現・岡谷市)出身の画家・版画家。当時、子ども向けの絵は「挿絵」「イラスト」として軽視されていたが、武井はこれを「童画」と命名し、芸術として確立させることに尽力した。彼の作品は大正・昭和の童話本・雑誌を飾り、独自のファンタジー世界観で多くの子どもたちを魅了した。ナンセンスな遊び心と東洋・西洋の要素を融合させた画風は現代でも高い評価を受けており、長野県岡谷市の「イルフ童画館」に多数の作品が収蔵されている。「童画」という概念を世に広めた点で、日本の絵本・アニメーション文化の源流のひとつとも言える。

文化・芸術の記念日について

文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。

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