✦ ツキヨミ ✦

66日の記念日

楽器の日

カテゴリ

文化・芸術制定:一般社団法人全国楽器協会(1970年)

由来・理由

古来「稽古事は6歳の6月6日から始めると上達する」という言い伝えにちなみ、1970年(昭和45年)に全国楽器協会が制定。能の大成者・世阿弥が『風姿花伝』で「七歳(数えで)をもて初とす」と説いた稽古論と、指で数えて6のとき小指が立つ(子が立つ)という縁起が重なる日。

雑学・小話

「6歳の6月6日に始めると上達する」という言い伝えは、歌舞伎の台詞にも登場し江戸時代から庶民の間に広まったとされる。世阿弥の『風姿花伝』が示す「幼少期に芸の基礎を染み込ませる」という理念は、現代の神経科学が解明した「幼少期の脳の可塑性(学習適応力の高さ)」とも共鳴する。指を折って数えると、6で小指だけが立つ。小指は別名「子指(こゆび)」とも呼ばれ、「子が立つ」すなわち「子どもが自立できる力を持つ」という縁起の良さを表すと解釈された。全国楽器協会は毎年この日に楽器体験会を開催し、子どもから大人まで楽器との出会いを作る機会を提供している。現代では「何歳から始めても遅くない」という考えも広まっているが、幼少期の感覚的な学びの豊かさと、長く続けることの意義を改めて問いかける日でもある。

楽器音楽稽古6歳習い事全国楽器協会
66日の記念日一覧記念日一覧へ