6月6日の記念日
かえるの日
カテゴリ
由来・理由
カエルの鳴き声「ケロ(6)ケロ(6)」の語呂合わせにちなみ、「かえる友の会」主宰の作家・矢島さらが1998年(平成10年)に制定。日本記念日協会認定。
雑学・小話
カエルは日本文化の中で「帰る・還る・返る」と同音のため、旅の安全・商売の繁盛・縁起物として財布やお守りに多く用いられてきた。一方、田んぼではウンカやカメムシなど害虫を捕食し農作物を守る「田の守り神」として農家に親しまれてきた長い歴史がある。世界にはおよそ7,400種ものカエルが存在し、日本国内にも約40種が生息している。独特の身体構造として、カエルは肺呼吸だけでなく皮膚を通じて水分や酸素を吸収するため、環境中の化学物質の影響を受けやすい。このため農薬・水質汚染・気候変動の影響を真っ先に示す「環境指標生物」として、生態系の健全性を測るモニタリングに活用されている。梅雨の季節にケロケロと鳴くカエルの声は、日本人にとって夏の始まりを告げる原風景のひとつでもある。
自然・環境の記念日について
自然・環境に関する記念日は、地球の豊かさを守り、次の世代へ受け継いでいくための行動を呼びかけるものです。森や海、生き物、水、空気といったかけがえのない資源に目を向ける日、環境問題への理解を深める日、自然の恵みに感謝する日などがあります。多くは、関連する国際的な取り組みや、自然保護の歴史的な出来事にちなんで定められています。月の満ち欠けや潮の満ち引きが示すように、私たちの暮らしは大きな自然のリズムの中に組み込まれています。記念日をきっかけに、身近な自然に目を向けたり、暮らしの中の小さなエコを意識したりすることは、その大きな巡りへの敬意を取り戻す一歩です。自然とともに生きる感覚は、月を見上げる時間からも静かに育まれていきます。