✦ ツキヨミ ✦

6月11日の記念日

学校図書館の日

カテゴリ

文化・芸術制定:全国学校図書館協議会(1997年)

由来・理由

1997年(平成9年)6月11日、「学校図書館法の一部を改正する法律」が公布・施行され、12学級以上の学校への司書教諭配置が義務付けられたことを記念し、全国学校図書館協議会が同日を「学校図書館の日」に制定した。ただし実際の完全義務化は5年間の経過措置を経て2003年4月からとされる。

雑学・小話

学校図書館は単なる本の貸出場所ではなく、子どもたちが自ら課題を見つけ・調べ・考える「探究学習」の拠点として位置づけられている。学校図書館法は1953年(昭和28年)に議員立法で制定されたが、長らく専任の司書教諭の配置は努力義務にとどまっていた。1997年の法改正で12学級以上の学校への司書教諭配置が義務化されたものの、教員体制をすぐに整えられない学校事情に配慮し、5年間の経過措置を経て完全義務化は2003年4月からとなったとされる。11学級以下の小規模校は現在も配置の努力義務にとどまる。 その後も読書活動推進への関心は高まり、2001年(平成13年)には「子どもの読書活動の推進に関する法律」が成立、2002年(平成14年)には「学校図書館図書整備等5か年計画」が開始されるなど政策的な後押しが続いた。さらに2014年(平成26年)の法改正では、司書教諭とは別に図書の管理・貸出やレファレンスを担う「学校司書」を置くよう努めることが初めて法律に明記され、学校図書館の専門職体制の充実が図られた。現在も学校図書館の課題として専任司書配置率の地域差・資料費の不足・デジタル化への対応などが指摘されている。本との出会いが子どもの知的好奇心を育み生涯読書習慣につながるとして、学校図書館の充実は教育政策の重要課題であり続けている。

学校図書館図書館読書司書教諭教育子ども
6月11日の記念日一覧記念日一覧へ