6月11日の記念日
雨漏り点検の日
カテゴリ
由来・理由
暦の上で梅雨入りにあたる「入梅」(6月11日頃)を前に、建物の雨漏りを点検して被害を防いでほしいという願いから、全国雨漏検査協会が制定。1995年に日本初の雨漏り検査専門団体として設立された同協会が日付を定め、本格的な雨のシーズンを前にした点検促進を呼びかける。
雑学・小話
雨漏りは屋根・外壁・サッシまわりなどの劣化や施工不良が原因で発生し、放置すると建物の構造材が腐食し住宅の耐久性を大きく損なう。カビや結露を招きシックハウス症候群の一因にもなりかねない深刻な問題だ。日本の住宅は木造が多いため特に雨水の浸入による被害を受けやすい。全国雨漏検査協会は1995年に日本初の雨漏り検査専門団体として設立され、雨漏り診断士の資格制度を整備するなど検査・診断技術の普及に取り組んでいる。点検のタイミングとしては台風シーズンを前にした入梅前が最適とされており、梅雨の大雨が来る前に屋根・外壁・ベランダ防水の状態を確認しておくことが推奨される。近年は住宅の高齢化(築30年以上の住宅増加)やゲリラ豪雨の頻発により雨漏り被害が増加傾向にあり、事前予防のための定期点検の重要性が高まっている。「雨が降ってから慌てるのでなく、雨の前に備える」という意識を促す記念日だ。
社会・国際の記念日が問うもの
社会・国際の記念日は、遠く感じられがちな世界の課題を、身近なものとして考え直すきっかけになります。国際協力や人権擁護といったテーマは、一人の力では大きく動かせないように思えますが、記念日を通じて多くの人が同じ日に思いを寄せることで、確かなうねりが生まれます。由来をたどると、歴史の転換点となった出来事に行き着くことも少なくありません。月の満ち欠けが世界共通の自然現象であるように、こうした記念日もまた、国や文化を超えて人々をゆるやかにつなげています。