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611日の記念日

国立銀行設立記念日

カテゴリ

社会・国際

由来・理由

1873年(明治6年)6月11日、日本最初の銀行である第一国立銀行(現在のみずほ銀行の前身)が東京・兜町に開業したことにちなむ。渋沢栄一が中心となって設立し、近代日本の金融制度の出発点となった歴史的な日。

雑学・小話

第一国立銀行は1873年6月11日、渋沢栄一らの主導によって東京・兜町(現在の東京証券取引所周辺)に開業した。「国立銀行」とは国家が設立した銀行ではなく、1872年制定の「国立銀行条例」(アメリカのNational Bank Actをモデルにした法律)に基づいて設立された民間の銀行を指し、日本各地に多数設立された。第一国立銀行の設立を主導した渋沢栄一は、武蔵国深谷(現・埼玉県深谷市)の農家に生まれ、明治政府の大蔵省で働いた後に実業界に転じた人物だ。近代日本の産業・金融制度の礎を築いた功績から「日本資本主義の父」とも呼ばれ、2024年発行の新一万円札の肖像にも採用されている。銀行の設立により企業への融資・預金・為替など信用経済の基盤が整い、近代日本の産業化・資本主義化が加速した。第一国立銀行はその後、第一銀行→第一勧業銀行→みずほ銀行へと統合・改称を経て現在に至る。日本の金融システムの礎を築いた歴史的な日として記憶される。

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