8月3日の記念日
はちみつの日
カテゴリ
由来・理由
「はち(8)みつ(3)」の語呂合わせに由来し、全日本はちみつ協同組合と日本養蜂協会が1985年(昭和60年)に共同で制定した。夏はハチの活動が活発で蜂蜜の生産も盛んな時期であり、蜂蜜の魅力と価値を広く伝えることを目的として設けられた。
雑学・小話
人類と蜂蜜の関係は古く、スペイン東部の洞窟壁画(約8,000〜1万年前)には採蜜の様子が描かれており、古代エジプトでは紀元前5,000年頃には養蜂が職業として成立していた。日本でも平安時代には宮中への献上品として珍重されていた。 ミツバチ1匹が一生涯(約40日)に集める蜂蜜の量は、ティースプーン約12分の1杯(約1.5g)ほどにすぎない。一瓶(約300g)の蜂蜜を集めるには、数百万回の花への往来が必要とされる。蜂蜜の成分は糖分(果糖・ブドウ糖など)が約80%、水分が約20%で、抗菌性を生む特性から適切に保管すれば腐らない唯一の天然食品として知られる。 蜂蜜の種類は蜜源植物によって多岐にわたり、日本国内でもアカシア・百花・そば・みかんなど特色ある品種が生産されている。国産蜂蜜は輸入品と比べて希少で高価だが、産地の花の香りを忠実に反映した風味が愛好家に支持されている。近年は減少傾向にあるニホンミツバチを守る活動も広がっており、蜂蜜の生産は農業・生態系の両面で注目されている。
食の記念日が伝えるもの
食べ物の記念日は、語呂合わせや旬の時期、業界団体の発足など、多彩な理由から生まれています。数ある記念日の中でも食に関するものは特に種類が豊富で、それだけ食が私たちの暮らしに深く根づいている証でもあります。記念日として意識されることで、当たり前になっていた食材や料理の背景にある物語に光が当たります。月が満ち欠けを繰り返しながら季節を巡らせるように、食もまた四季の移ろいとともに表情を変えていきます。今日の記念日を入り口に、いつもの食事を少し違った視点で楽しんでみてください。