8月3日の記念日
八丁味噌の日
カテゴリ
食べ物・飲み物制定:八丁味噌協同組合(2018年)
由来・理由
「八(8)丁・味(3)噌」の語呂合わせに由来し、八丁味噌協同組合が2018年(平成30年)7月に日本記念日協会に登録した。岡崎城から西へ八丁(約870m)の地「八丁村(現・岡崎市八帖町)」で江戸時代から続く伝統製法と、豆みそを代表するブランドの魅力を広く伝えることを目的として設けられた。
雑学・小話
八丁味噌は愛知県岡崎市八帖町(旧・八丁村)で江戸時代初期から続く豆みその一種で、大豆・塩・少量の水のみを原料とする。高さ約2mの木桶に仕込み、約3トンの天然の川石を円錐状に積んで重石とし、二夏二冬(2年以上)かけて天然醸造する。この伝統製法を守るのは「カクキュー(合資会社八丁味噌)」と「まるや八丁味噌」の2社で、両社は2005年(平成17年)に八丁味噌協同組合を設立した。 長期熟成が生む深い旨みと独特の渋み・酸味は他の豆みそと一線を画し、三河地方ではみそ煮込みうどんやみそカツなど郷土料理に欠かせない食材として根付いている。明治以降は博覧会で受賞を重ね、昭和には潜水艦の食糧や南極観測隊の携行食にも採用された。 2017年、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に、県内の広範なメーカーで構成する愛知県味噌溜醤油工業協同組合が現代的な製法も含めて「八丁味噌」を登録した。これに対しカクキューとまるやは2018年3月、伝統製法との違いを理由に登録取消しを求める審査請求を起こし、長年議論が続いた。2025年1月、八丁味噌協同組合が追加の登録生産者団体として認められ、2つの団体がともに八丁味噌の名称使用を認められる形で決着した。
八丁味噌愛知発酵食品伝統食