8月3日の記念日
司法書士記念日
カテゴリ
社会・国際制定:日本司法書士会連合会(2010年)
由来・理由
1872年(明治5年)8月3日、太政官無号達「司法職務定制」が布告され、証書人・代書人・代言人の3職能が制度化された日に由来する。代書人は現在の司法書士の前身にあたる。日本司法書士会連合会が2009年の定時総会で制定を決議し、2010年(平成22年)に「司法書士記念日(司法書士の日)」として正式に制定した。
雑学・小話
「司法職務定制」は22章108条からなる法典で、フランス・オランダの制度を参考に整備されたとされる。制定を主導したのは初代司法卿・江藤新平(1834〜1874)で、近代的な司法制度の基礎づくりにあたった人物として知られる。制度化された3職能はその後、証書人→公証人、代書人→司法書士、代言人→弁護士としてそれぞれ現代に引き継がれた。 1872年(明治5年)は日本の近代化が一気に加速した年で、同年には新橋〜横浜間の鉄道開業、太陽暦への改暦、学制公布なども相次いだ。2022年8月3日には司法書士制度が150周年を迎え、全国の司法書士会が相続・遺言セミナーや無料相談会などの記念事業を展開した。 現在の司法書士は不動産・会社の登記申請や裁判所への書類作成を担う国家資格者で、2026年4月1日時点で全国に23,505人(男性18,689人・女性4,816人)が登録されている。判断能力が十分でない高齢者らを支える成年後見制度でも、司法書士は親族以外の第三者後見人のうち最も多く家庭裁判所から選任される職種のひとつとされる。高齢者を狙った詐欺や多重債務問題への法律相談でも活躍の場が広がっており、8月3日には無料相談会や高校生向けの「一日司法書士」体験など、市民との接点を作る取り組みが各地で行われている。
出典
情報更新日:2026-09-13
司法書士明治維新法律江藤新平登記