5月25日の記念日
広辞苑記念日
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
1955年(昭和30年)5月25日、岩波書店が国語辞典『広辞苑』の初版を刊行したことにちなむ記念日。「広辞苑」の名は「広く言葉の苑(その)」を意味し、初版では国語・外来語・固有名詞まで約20万語を一冊に収録した百科的国語辞典として画期的な存在となった。
雑学・小話
広辞苑の原形は言語学者・新村出(しんむら・いずる)が1935年に博文館から刊行した『辞苑』で、豊富な語彙と百科事典的な記述が特徴だった。戦時中に改訂版が出たものの戦後の混乱が続く中、新村出が岩波書店と組んで全面的な増補改訂を行い、1955年に「広辞苑」として正式刊行した。以来、改訂のたびに新語や流行語が追加されることが大きな話題となり、第七版(2018年刊)では約25万語を収録する。「広辞苑に載る言葉」は権威の証として認識されるほど文化的影響力を持ち、新語の収録・不収録をめぐる論議が各改訂期に巻き起こるのが恒例となっている。岩波書店の本社がある東京・神保町の書店街の象徴的な出版物でもあり、その名を冠した「広辞苑的」な正確さへの評価は出版界を超えて社会に根付いている。
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