6月18日の記念日
考古学出発の日
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
1877年(明治10年)6月18日、アメリカの動物学者エドワード・S・モース博士が来日(横浜到着)したことにちなむ。モース博士は翌日に大森貝塚を発見・発掘し、日本の考古学・人類学の礎を築いた。
雑学・小話
エドワード・シルベスター・モース(1838〜1925年)はアメリカ・ボストン出身の動物学者で、腕足類(ブラキオポーダ)の研究のために来日した。1877年6月18日に横浜に到着した翌日、列車で東京へ向かう途中、大森駅を過ぎた崖に無数の貝殻が積み重なっているのを車窓から発見した。これが「大森貝塚」で、モースは1877年9月から本格的な発掘調査を行い、縄文時代の土器・骨器・人骨などを出土させた。これは日本で初めて行われた近代的・科学的な発掘調査であり、日本考古学の出発点とみなされている。発掘報告書"Shell Mounds of Omori"(1879年)は日本初の考古学的報告書ともなった。モース博士は東京大学のお雇い外国人教授として動物学・考古学・民俗学の発展に寄与した。また「モース・コレクション」として知られる陶磁器コレクションはボストン美術館に収蔵され、日本美術の海外普及にも貢献した。
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