8月31日の記念日
モルドバ国語の日
カテゴリ
社会・国際
由来・理由
1989年8月31日、当時ソビエト連邦の一部だったモルドバで、モルドバ語(ルーマニア語)を公用語と定めたことにちなむ。「我らが言語の日」とも呼ばれ、モルドバの祝日とされる。
雑学・小話
言葉は、人と人をつなぐ手段であると同時に、その土地に暮らす人々の歴史や文化、アイデンティティを映し出すものだとされる。どの言葉を公の場で使うかは、国のあり方や人々の誇りに深く関わる問題でもある。 モルドバでは、ソビエト連邦の一部であった時代に、自分たちの言葉の位置づけが大きな関心事になっていたと伝えられる。そうしたなかで、モルドバ語を公用語と定めたこの日は、人々が自らの言葉を取りもどす象徴的な出来事として記憶されている。表記の文字をめぐる議論など、言語にまつわる歩みもこの地の歴史の一部とされる。 母語を大切にすることは、自分たちが何者であるかを見つめ直すことにもつながる。この記念日は、言葉と人々の結びつきや、当たり前に使っている母語のもつ意味について、あらためて考えてみるきっかけといえる一日である。
世界とつながる記念日
社会・国際に関する記念日は、世界中の人々が同じ課題に目を向けるために制定された、いわば「地球規模の呼びかけ」です。平和、人権、教育、福祉といったテーマは国境を越えて共通する願いであり、国連をはじめとする国際機関が主導して定めたものが多く見られます。歴史的な宣言や条約の採択日が由来になっていることも多く、日付そのものに重みがあります。月が満ち欠けを繰り返しながらも確かに巡り続けるように、社会の課題も一朝一夕には解決しませんが、地道な歩みが未来を変えていきます。
モルドバ言語公用語アイデンティティ国際