9月30日の記念日
世界翻訳の日
カテゴリ
文化・芸術制定:国際翻訳者連盟(FIT)(1991年)
由来・理由
翻訳者の守護聖人とされる聖ヒエロニムス(347頃〜420年)の命日にちなむ。国際翻訳者連盟(FIT)が1991年に設定し、2017年の第71回国連総会で正式決議・採択された。
雑学・小話
聖ヒエロニムスはラテン語訳聖書「ウルガタ」の訳者として知られ、400年以上にわたりカトリック教会の公式聖典として使われ続けた翻訳の金字塔を残した。現代の翻訳・通訳業界は世界で約50万人の専門家が携わるとされ、グローバル化に伴い需要は拡大している。国連公用語は6言語(英語・フランス語・スペイン語・ロシア語・中国語・アラビア語)だが、国際会議での翻訳作業は「見えない橋渡し役」として世界の対話を支えている。日本翻訳連盟(JTF)もこの日を「翻訳の日」として認定し、様々な啓発イベントを行っている。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。
翻訳言語国連聖ヒエロニムス通訳国際デー文化交流