6月30日の記念日
トランジスタの日
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
1948年(昭和23年)6月30日、アメリカのAT&Tベル研究所でウィリアム・ショックレー・ジョン・バーディーン・ウォルター・ブラッテンの3人が共同発明したトランジスタが世界で初めて公開された。真空管に代わる革命的な半導体素子の誕生は電子工学の歴史を根本から変えた。
雑学・小話
1940年代まで電子機器の心臓部を担っていた真空管は、大きくて消費電力が大きく、寿命も短いという欠点があった。ベル研究所の3人の物理学者が開発したトランジスタは半導体の性質を利用した小型素子で、真空管と同じ増幅・スイッチング機能を小型・省電力・長寿命で実現した。3人は1956年のノーベル物理学賞を受賞した。日本への影響も甚大で、1955年にソニー(当時の社名は東京通信工業)が日本初のトランジスタラジオ「TR-55」を発売し、日本の電機産業が世界市場へ躍進するきっかけとなった。その後トランジスタは集積回路(IC)・大規模集積回路(LSI)へと進化し、現代のスマートフォン1台には数百億個のトランジスタが集積されている。1948年6月30日のベル研究所での公開発表は、現代のデジタル社会すべての基盤を作った瞬間といえる。
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