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6月30日の記念日

国際小惑星デー

カテゴリ

自然・環境制定:国連総会(2016年)

由来・理由

2016年12月、国連総会が決議(A/RES/71/90)により6月30日を「国際小惑星デー」に制定した。国際宇宙探査機関「Association of Space Explorers」が提案し、国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)の支持を経て採択された。制定日には、1908年(明治41年)6月30日にロシア・シベリアのポドカメンナヤ・ツングースカ川上空で天体が空中爆発した「ツングースカ大爆発」の記念日が選ばれた。史上最大規模とされる小惑星衝突事例を教訓に、小惑星衝突リスクへの意識を高めることを目的とする。

雑学・小話

ツングースカ大爆発は直径50〜80m程度と推定される天体が地上5〜10kmで空中爆発したとされ、その衝撃波は約2,150km²(830平方マイル)にわたる森林をなぎ倒した。放出エネルギーは推定にばらつきがあるが、広島に投下された原子爆弾の数百〜1,000倍規模とされる。爆心地が人里離れた地帯だったため、記録に残る死者はほぼいなかった。 現在NASAやESAは地球接近天体(NEO)の監視を続けており、2022年にはNASAのDART探査機が小惑星ディモルフォスに衝突し、軌道周期を約33分(33分15秒)短縮させることに成功した。人類が初めて天体の運動を意図的に変えた実証実験として評価されている。日本の「はやぶさ」(2010年、イトカワ)「はやぶさ2」(2020年、リュウグウ)は小惑星の岩石サンプルを地球に持ち帰ることに成功し、小惑星科学と惑星防衛の両面で貢献してきた。2029年4月13日には小惑星アポフィスが地球から約3万2,000kmの距離まで接近する見込みで、NASAの探査機「OSIRIS-APEX」がその直後に接近観測を行う計画が進んでいる。

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