9月7日の記念日
絶滅危惧種の日
カテゴリ
自然・環境制定:オーストラリア(National Threatened Species Day)(1996年)
由来・理由
1936年9月7日、オーストラリア・タスマニアの動物園で、最後の一頭となっていたフクロオオカミ「ベンジャミン」が死亡し、この種が絶滅したことにちなむ。その60年後の1996年、絶滅の危機にある生きものに目を向ける日としてオーストラリアで定められた。現在、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストには17万種以上が掲載され、うち4万8千種以上が絶滅危惧種に区分されている(2025年時点)。
雑学・小話
フクロオオカミは、お腹の袋で子を育てる肉食の有袋類で、オオカミに似た姿をしていた。家畜を襲うとして駆除が進み、生息地の減少も重なって数を減らし、保護の動きが間に合わないまま姿を消した。一度失われた種は二度と戻らないという事実は、いま危機にある多くの生きものへの警鐘でもある。国際自然保護連合(IUCN)が公表するレッドリストは、2025年10月時点で評価対象17万2,620種のうち4万8,646種を絶滅の危機にあると分類している。日本国内でも環境省がレッドリストを選定しており、2020年公表分では哺乳類・鳥類・爬虫類など13の分類群で3,716種、2017年公表の海洋生物56種を加えると累計3,772種が絶滅危惧種とされた。2025年3月には維管束植物・蘚苔類・藻類・地衣類・菌類の5分類群だけで新たに2,063種が絶滅危惧種として選定されている。身近な自然や生きもののつながりに、あらためて思いを向けたくなる日。
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