8月10日の記念日
健康ハートの日
カテゴリ
由来・理由
「ハー(8)ト(10)」の語呂合わせにちなみ、日本心臓財団の創立15周年を記念して、同財団と厚生省(現・厚生労働省)が1985年(昭和60年)に制定した。暑い夏のうちに心と体の状態をチェックし、心臓病が増える冬に備えることを呼びかける日。
雑学・小話
心臓は握りこぶしほどの大きさの臓器でありながら、休むことなく全身に血液を送り続ける生命の要だ。一日に約10万回も拍動し、体じゅうに酸素と栄養を届けている。心筋梗塞や狭心症などの心臓病は、命に関わる重大な病気として知られている。 心臓病や脳卒中は、気温が下がり血管が収縮しやすい冬場に多発する傾向がある。これらの予防キャンペーンは従来、寒い時期を中心に行われてきたが、日本心臓財団は「ハートの日」と読める8月10日に夏のキャンペーンを設けることで、多発期の前に予防意識を高めようと考えた。 心臓を守るために大切なのは、バランスのよい食事・適度な運動・禁煙・ストレスの管理といった日々の生活習慣だ。高血圧・糖尿病・脂質異常といった生活習慣病は心臓に負担をかける危険因子となる。健康ハートの日は、自分や家族の心臓の健康をあらためて見つめ直すきっかけとなっている。
健康・医療の記念日について
健康・医療に関する記念日は、病気の予防や正しい知識の普及を目的に制定されたものが多くあります。特定の疾患への理解を広めるための啓発デー、検診や予防接種の大切さを呼びかける日、心と体のケアに目を向けるための日など、いずれも私たちの暮らしの土台である「健康」を見つめ直すきっかけとなります。日付の多くは、関連する数字の語呂合わせや、医学史上の出来事にちなんで定められています。慌ただしい毎日の中では、つい後回しにしてしまいがちな体のサイン。記念日はそれに立ち止まって耳を傾ける合図になります。月の満ち欠けが心身のリズムに影響すると言われるように、自分の体調の波を知り、無理のないペースで整えていく姿勢が、健やかな日々につながっていきます。