6月27日の記念日
メディア・リテラシーの日
カテゴリ
社会・国際制定:株式会社テレビ信州
由来・理由
1994年(平成6年)6月27日、長野県松本市で「松本サリン事件」が発生した。事件現場近くに住む無実の河野義行氏がマスコミから犯人扱いの報道被害を受けたことを教訓に、長野県を拠点とするテレビ信州が「メディア・リテラシーの日」として制定。情報を批判的に読み解く能力の重要性を啓発する。
雑学・小話
松本サリン事件は、オウム真理教の幹部らが長野県松本市の住宅街に猛毒のサリンを散布したテロ事件で、8人が死亡・144人が重軽傷を負った。警察の捜査方針を受けたマスコミ各社は、現場近くに住む会社員の河野義行氏を実質的な容疑者として連日報道し、真偽確認を欠いたまま犯人扱いを続けた。1995年の地下鉄サリン事件でオウム真理教の犯行と判明するまで、河野氏は長期にわたり社会的苦痛を受け続けた。この事件は「メディアスクラム」と「警察発表の無批判な追従」という報道の問題を白日の下にさらし、ジャーナリズム倫理の根本的な見直しを迫った。SNSやAI生成コンテンツが氾濫する現代では、情報の真偽を自ら判断する「メディアリテラシー」はいっそう不可欠な能力となっている。
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