5月21日の記念日
ニキビの日
カテゴリ
由来・理由
「い(5)つ(2)も(1)=いつもニキビは皮膚科へ」という語呂合わせから5月21日に制定。塩野義製薬とガルデルマ株式会社が共同で2010年に制定し、日本記念日協会に登録された。夏に向けてニキビが増えやすい時期を前に、正しいスキンケアの普及を図ることを目的とする。
雑学・小話
ニキビ(尋常性ざ瘡)は皮膚の毛穴が皮脂で詰まり、アクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖することで起こる炎症性疾患。思春期に多く、10代では約80%が経験するとも言われるが、成人以降も続く「大人ニキビ」も珍しくない。日本では長年「ニキビは自然に治るもの」「洗顔で対処するもの」と考えられてきたが、放置すると毛穴周辺の組織が壊れ、色素沈着や凹凸状の瘢痕(クレーター)が残ることがある。実際には皮膚科での適切な治療(抗菌外用薬・ビタミンA誘導体・内服薬など)で改善できる場合が多い。この記念日は「ニキビは皮膚科で治せる疾患」という認識を広め、早期受診の敷居を下げることを目的としている。早期の適切な治療が瘢痕リスクを下げることが知られており、夏本番を前にした5月21日の啓発は特にタイムリーとされている。
健康・医療の記念日について
健康・医療に関する記念日は、病気の予防や正しい知識の普及を目的に制定されたものが多くあります。特定の疾患への理解を広めるための啓発デー、検診や予防接種の大切さを呼びかける日、心と体のケアに目を向けるための日など、いずれも私たちの暮らしの土台である「健康」を見つめ直すきっかけとなります。日付の多くは、関連する数字の語呂合わせや、医学史上の出来事にちなんで定められています。慌ただしい毎日の中では、つい後回しにしてしまいがちな体のサイン。記念日はそれに立ち止まって耳を傾ける合図になります。月の満ち欠けが心身のリズムに影響すると言われるように、自分の体調の波を知り、無理のないペースで整えていく姿勢が、健やかな日々につながっていきます。