7月12日の記念日
人間ドックの日
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由来・理由
1954年(昭和29年)7月12日、国立東京第一病院(現・国立国際医療研究センター)が日本で初めて組織的な人間ドックを実施したことに由来。日本人間ドック学会がこの日を記念日と定め、定期的な健康診断の普及を推進している。
雑学・小話
「人間ドック」という名称は、長い航海を終えた船が点検・修理のために乾燥ドック(dock)に入ることになぞらえ、人も定期的に体を総点検するという発想から生まれたとされる。1954年に実施された日本初の人間ドックは5泊6日という本格的なもので、費用は1万2,000円。当時の大学卒初任給が約5,000〜8,000円だった時代に、相応の費用がかかる高度な検査だった。半年後には聖路加国際病院などが1泊2日の「短期入院精密身体検査」を開始し、受診のハードルが下がっていった。1959年には日本人間ドック学会が設立され、検査の標準化・普及が進んだ。現在では胃カメラ・大腸カメラ・MRI・PET-CTなど多彩な検査が含まれる「人間ドック」は、年間600万人以上が受診する日本独自の予防医療文化として定着している。海外では「Medical Checkup」と呼ばれることが多く、「Ningen Dock」という言葉が日本式健康診断を指す用語として使われる国もある。
体と向き合う記念日
健康・医療の記念日は、医学の歴史や社会的な啓発活動の積み重ねの中で制定されてきました。関連する数字の語呂合わせで日付が決まっているものも多く、覚えやすさを通じて多くの人に届くよう工夫されています。健康は失って初めてその大切さに気づくことが多いものですが、記念日はそうなる前に立ち止まる機会を与えてくれます。月のリズムに耳を澄ませるように、自分自身の体調の波にも意識を向けてみると、無理のない暮らし方が見えてくるかもしれません。