5月17日の記念日
生命・きずなの日
カテゴリ
由来・理由
臓器提供を行ったドナーの家族で構成される「日本ドナー家族クラブ(JDFC)」が2002年に制定。5月を「新緑の命が萌える季節」、17日を「ド(1)ナー(7)」の語呂合わせとして、臓器提供への理解と命の大切さを伝える日とした。
雑学・小話
日本の臓器移植法は1997年に施行され、本人の書面による意思表示があれば脳死後の臓器提供が可能となった。2010年の改正では、本人の意思が不明な場合でも家族の同意で提供できるようになり、提供件数が増加傾向にある。しかしそれでも日本の臓器移植数は欧米と比較すると依然として少なく、移植待機患者は慢性的に不足しているとされる。「生命・きずなの日」は、提供された側だけでなく提供したドナーの家族にも光を当て、命のリレーを支える人々の思いを社会に伝えることを目的としている。臓器提供の意思は運転免許証や健康保険証の裏面に記載できるほか、オンラインの意思登録システムも整備されている。この日をきっかけに、家族間で「もしものとき」の意思を話し合うことが推奨されている。
社会・国際の記念日について
社会・国際に関する記念日は、平和・人権・教育・福祉・国際協力といった、よりよい社会を築くためのテーマを掲げています。国連をはじめとする国際機関が定めた世界規模の記念日も多く、世界中の人々が同じ日に同じ課題へ思いを寄せる機会となっています。日付は、歴史的な宣言や条約の採択日、象徴的な出来事にちなんで決められることがほとんどです。こうした記念日は、ふだんは遠く感じられる社会の課題を、自分ごととして考えるきっかけを与えてくれます。一人ひとりの小さな関心や行動が集まることで、社会は少しずつ変わっていきます。月が満ち欠けを繰り返しながら確かに巡るように、地道な歩みの積み重ねが、やがて大きな変化を生み出していくのです。