10月5日の記念日
達磨忌
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
中国禅宗の開祖とされるインド出身の僧・達磨大師(菩提達磨)の忌日。528年(南朝梁の大通2年)に遷化したと伝わり、禅宗寺院ではこの日に遺徳を偲ぶ法要が営まれる。
雑学・小話
達磨大師は南インドの王子として生まれ、6世紀初めに中国へ渡り、嵩山少林寺で壁に向かって9年間座禅を組み続けたという「面壁九年」の逸話で知られる。この故事にちなんで作られたのが、日本で縁起物として親しまれる「だるま」人形だ。達磨の教えはその後、曹洞宗・臨済宗をはじめとする禅宗五家七宗へと発展し、中国から日本へと連綿と受け継がれてきた。座禅を通じて悟りを求める禅の精神は、今なお多くの人の心の支えとなっている。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。
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