10月5日の記念日
レモンの日
カテゴリ
文化・芸術
由来・理由
詩人・高村光太郎の妻で洋画家・紙絵作家の高村智恵子が1938年(昭和13年)10月5日に52歳で亡くなった命日にちなむ。光太郎の詩集『智恵子抄』に収められた「レモン哀歌」から「レモンの日」と呼ばれる。
雑学・小話
「レモン哀歌」は、闘病の末に衰弱していた智恵子が、息を引き取る数時間前にレモンをかじり、一瞬だけ生気を取り戻した様子を光太郎が詠んだ詩とされる。レモンの鮮烈な酸味と香りが、最後の「生」の感覚を呼び戻したと伝えられている。『智恵子抄』は光太郎と智恵子の結婚前から死後まで約30年にわたる詩・短歌・散文をまとめた詩集で、1941年に刊行された。切ない実話に由来するこの日は、レモンを見つめ直すきっかけとしてだけでなく、日本近代文学における愛の記憶としても語り継がれている。
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