8月7日の記念日
鼻の日
カテゴリ
由来・理由
「は(8)な(7)」の語呂合わせにちなみ、日本耳鼻咽喉科学会が1961年(昭和36年)に制定した。鼻の病気の予防と早期発見・早期治療の大切さを広く呼びかけることを目的としている。
雑学・小話
制定された当時の日本では副鼻腔炎(蓄膿症)の患者が非常に多く、鼻づまりや膿によって日常生活や子どもの学業に影響が出ることが社会的な課題となっていた。鼻の健康への関心を高め、適切な治療につなげる啓発の日として「鼻の日」が設けられた。 鼻は単に空気を吸い込む入口ではなく、吸った空気を加湿・加温し、ほこりや細菌をろ過して肺を守る高性能なフィルターの役割を担っている。また、においを感じる嗅覚の器官であると同時に、その嗅覚は食べ物の風味を味わううえでも欠かせない。鼻が詰まると味が分かりにくくなるのは、嗅覚と味覚が密接に結びついているためだ。 毎年この日の前後には、全国各地で耳鼻咽喉科の専門医による無料相談会や講演会が開かれる。花粉症やアレルギー性鼻炎に悩む人が増えている現代では、鼻のかみ方を見直したり、慢性的な不調を放置せず受診したりするきっかけの日として、その意義はむしろ高まっている。
健康・医療の記念日について
健康・医療に関する記念日は、病気の予防や正しい知識の普及を目的に制定されたものが多くあります。特定の疾患への理解を広めるための啓発デー、検診や予防接種の大切さを呼びかける日、心と体のケアに目を向けるための日など、いずれも私たちの暮らしの土台である「健康」を見つめ直すきっかけとなります。日付の多くは、関連する数字の語呂合わせや、医学史上の出来事にちなんで定められています。慌ただしい毎日の中では、つい後回しにしてしまいがちな体のサイン。記念日はそれに立ち止まって耳を傾ける合図になります。月の満ち欠けが心身のリズムに影響すると言われるように、自分の体調の波を知り、無理のないペースで整えていく姿勢が、健やかな日々につながっていきます。