8月7日の記念日
バナナの日
カテゴリ
由来・理由
「バ(8)ナナ(7)」の語呂合わせにちなみ、日本バナナ輸入組合が2001年(平成13年)に制定した。果物のなかで輸入量第1位を誇り栄養価も高いバナナを食べて、暑い夏を元気に乗り切ってほしいという願いが込められている。
雑学・小話
バナナは熱帯アジア原産の果物で、日本に流通するもののほぼすべてがフィリピン・エクアドルなどからの輸入品だ。日本で広く親しまれるようになったのは明治後期に台湾から輸入が始まってからで、当時は高級な贈答品として扱われた。戦後の輸入自由化(1963年)を経て価格が下がり、誰もが手にできる身近な果物となった。 栄養面でも優れており、糖質のほかカリウム・ビタミンB群・食物繊維をバランスよく含む。消化吸収が速いものからゆっくりのものまで多様な糖質を持つため、エネルギーが持続しやすく、スポーツ前後の補給食としても重宝される。手で皮をむくだけで食べられる手軽さも、忙しい朝や夏バテ時の栄養補給に向いている。 店頭でよく見る黄色いバナナは追熟させたもので、収穫時はまだ青い状態で輸入される。皮に茶色い斑点(シュガースポット)が出たころが最も甘く、栄養も増すとされる。各種調査で「よく食べる果物」の上位に挙がり続ける、日本の食卓に欠かせないフルーツだ。
食べ物・飲み物の記念日について
食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。