8月7日の記念日
オクラの日
カテゴリ
由来・理由
オクラの切り口が星形をしていることと、旧暦の七夕にあたる8月7日にちなみ、岩手県盛岡市の青果店「やおやささき」が制定し、日本記念日協会に認定・登録された。旬を迎えるオクラを食べて夏バテを防いでほしいとの願いが込められている。
雑学・小話
オクラはアフリカ北東部が原産とされる夏野菜で、独特のねばりが特徴だ。このねばり成分は水溶性食物繊維などによるもので、整腸作用や、糖の吸収をゆるやかにする働きが期待されている。暑さで食欲が落ちる時期でも食べやすく、まさに夏に旬を迎える理にかなった野菜だ。 「オクラ」という名前は意外にも英語の「okra」に由来する外来語で、日本に本格的に広まったのは昭和の中ごろと比較的新しい。輪切りにしたときに現れる五角形(品種により角数は異なる)の星形の断面が愛らしく、料理に彩りを添える名脇役として親しまれている。 この星形こそが記念日の由来だ。星にちなんで旧暦七夕の8月7日を選び、「星形のオクラを食べると、短冊に書いた願いごとがより叶う」という遊び心のある願掛けが込められている。夜空に願いを託す七夕と、星をかたどった夏野菜を結びつけた、季節感あふれる記念日となっている。
食べ物・飲み物の記念日について
食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。