6月10日の記念日
路面電車の日
カテゴリ
由来・理由
「ろ(6)でん(電車)」の語呂合わせにちなみ、全国の路面電車(路電)を応援し普及促進を図る目的で、全国路面軌道連絡協議会が1995年(平成7年)に広島市で開催された第2回路面電車サミットで制定した記念日。全国各地の事業者や自治体が連携し、車両基地の一般公開やイベント開催などを通じて路面電車の魅力を発信している。
雑学・小話
日本で初めて営業用の電気鉄道が走ったのは1895年(明治28年)2月1日、京都電気鉄道が東洞院塩小路下ル(現在の京都駅付近)と伏見の下油掛を結んだ約6.4kmの区間だ。同年4月には七条から岡崎(博覧会場)へ向かう路線も開業しており、開業したその年のうちに市内へ路線網を広げていった。明治から大正・昭和にかけて路面電車は都市交通の主役として全国に普及し、最盛期には北海道から九州まで各都市を走っていた。しかし1960〜70年代の高度経済成長期、自動車の急増と道路整備の優先により軌道敷への自動車の進入や渋滞が常態化し、「交通の邪魔者」として廃止が相次いだ。ところが21世紀に入ると状況は一変する。CO2排出が少なく渋滞を招きにくい「環境にやさしい交通機関」として見直され、富山市ではJR西日本富山港線を転換し2006年に第三セクター「富山ライトレール」としてLRT化した路線が開業、中心市街地を軸としたコンパクトなまちづくりの柱となった(同社は2020年に富山地方鉄道と統合)。2023年には宇都宮市に「宇都宮ライトレール(愛称ライトライン)」が開業し、道路上に軌道を新たに敷設する路面電車の完全新規開業としては1948年の富山県高岡市以来75年ぶりとされる。国土交通省によると2025年8月時点で全国23都市23事業者、総延長約221kmの路面電車が運行されており、高知・松山・長崎・鹿児島など各地の路面電車は住民の足として、また観光資源としても親しまれている。
出典
- 6月10日 - Wikipedia
- 京都電気鉄道 - Wikipedia
- 富山ライトレール - Wikipedia
- 道路:軌道法(路面電車等)- 国土交通省
- 国内で75年振りの新規路面電車!「宇都宮ライトレール」が開業 - clicccar.com
- 6月10日は「路面電車の日」 都市交通として再評価進む路面電車たち - 鉄道コム
情報更新日:2026-09-12
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