8月8日の記念日
白玉の日
カテゴリ
由来・理由
丸い白玉を縦に2つ重ねると数字の「8」に見えること、また「八」が重なると「米」という字になることにちなみ、全国穀類工業協同組合が8月8日を白玉の日と制定した。米粉を使った白玉を通じて穀類の魅力を見直してもらうことを目的としている。
雑学・小話
白玉は白玉粉(もち米を加工した粉)を水でこね、丸めて茹でた和菓子で、つるりとした口あたりとやわらかな弾力が特徴だ。冷やすとひんやりとした食感が際立つため、あんみつ・かき氷・フルーツポンチなど夏の冷たいデザートに欠かせない存在となっている。 まん丸でつややかな白玉の姿は、満月に見立てられることもある。秋のお月見に供える月見団子と素材・製法が通じることから、白い団子は古くから月や満ち欠けを連想させる縁起物として親しまれてきた。家庭でも粉と水さえあれば手軽に作れ、子どもと一緒に丸める楽しさもある身近な和のおやつだ。 原料となる米は日本の食文化の根幹であり、白玉はその米を粉にして味わう知恵の結晶でもある。記念日には「八」が重なって「米」になるという字の遊びが込められており、穀類のありがたさに目を向ける機会となっている。米粉食品はグルテンを含まない選択肢としても近年注目を集めている。
食べ物・飲み物の記念日について
食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。