6月12日の記念日
エスペラントの日
カテゴリ
由来・理由
1906年(明治39年)6月12日、東京で日本エスペラント協会(Japana Esperantista Asocio)が設立されたことにちなむ。協会設立100周年にあたる2006年からこの日を「エスペラントの日」と呼ぶようになった。エスペラントは1887年にザメンホフが提唱した国際共通語だ。
雑学・小話
エスペラントは1887年、ポーランドの眼科医ルドヴィコ・ラザロ・ザメンホフが「すべての人が平等に学べる国際共通語」として創案した人工言語だ。「エスペラント」とはペンネームが由来で、エスペラント語で「希望する者」を意味する。文法が規則的で例外が少なく、ヨーロッパ系の語彙をベースに組み立てられているため比較的習得しやすいとされる。日本では1906年に東京でエスペラント協会が設立され、文豪・二葉亭四迷もエスペラントを学んでいたことで知られる。その後、大正時代にはエスペラント運動が労働運動・平和運動と結びついて広まったが、第二次世界大戦中は「国際主義的」として弾圧を受けた。現在も世界に約100万人のエスペランティスト(エスペラント話者)がいるとされ、インターネット上の学習コンテンツ整備により学習人口は増加傾向にある。完全な普及には至っていないが、「言語の不平等をなくしたい」というザメンホフの理念は今も色あせることなく受け継がれている。
世界とつながる記念日
社会・国際に関する記念日は、世界中の人々が同じ課題に目を向けるために制定された、いわば「地球規模の呼びかけ」です。平和、人権、教育、福祉といったテーマは国境を越えて共通する願いであり、国連をはじめとする国際機関が主導して定めたものが多く見られます。歴史的な宣言や条約の採択日が由来になっていることも多く、日付そのものに重みがあります。月が満ち欠けを繰り返しながらも確かに巡り続けるように、社会の課題も一朝一夕には解決しませんが、地道な歩みが未来を変えていきます。
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