6月12日の記念日
児童労働反対世界デー
カテゴリ
社会・国際制定:ILO(国際労働機関)(2002年)
由来・理由
2002年、ILO(国際労働機関)が制定した国際デー。子どもの可能性・尊厳・自由を奪い教育を受ける機会を妨げる児童労働の撤廃を世界に訴えることを目的とする。1999年に採択されたILO第182号条約(最悪の形態の児童労働の即時撤廃を求める条約)の精神を広く伝える。
雑学・小話
世界には今なお1億6000万人以上の子どもたちが児童労働に従事しているとされる(ILO・ユニセフ推計、2020年時点)。農業・漁業・工場労働・家事労働・採掘業など多様な形態があり、特にサブサハラアフリカ・南アジアでの割合が高い。「最悪の形態」に分類される児童労働には奴隷的慣行・子ども兵士・売春・薬物取引への強制関与なども含まれる。ILOは1973年に就業最低年齢に関する第138号条約を、1999年に最悪形態の即時撤廃を求める第182号条約を採択し、法整備を各国に促してきた。2021年には第182号条約が批准国数で国際労働基準史上初めて「全ILO加盟国(187か国)による普遍的批准」を達成した。しかし法律と現実の乖離は大きく、貧困・社会不平等・教育へのアクセス不足が根絶への障壁となっている。毎年6月12日には世界各地でキャンペーンやイベントが開かれ、消費者が「労働環境に配慮した商品を選ぶ」フェアトレードの意識向上にも貢献している。
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