6月13日の記念日
いいみょうがの日
カテゴリ
由来・理由
6月はみょうがの旬の時期で生産量が増えることと、「い(1)いみ(3)ょうが」の語呂合わせから、高知県園芸農業協同組合連合会が制定。日本記念日協会に認定・登録されており、全国1位の生産量を誇る高知県産みょうがのPRを目的とする。
雑学・小話
みょうが(茗荷)はショウガ科の多年草植物で、日本原産の香味野菜として古くから食べられてきた。食用とするのは地面から出る花穂(かほ)と呼ばれる部位で、シャキシャキとした食感と独特の清涼感ある香りが特徴だ。日本の全国生産量の約6〜7割を高知県が占めており、温暖な気候を活かしてハウスと露地栽培を組み合わせ、ほぼ年間を通じて出荷する体制が整っている。「みょうがを食べると物忘れする」という俗説があるが科学的根拠はなく、むしろアントシアニンや香り成分ミョウガアールなどが含まれ、抗酸化作用や食欲増進効果があるとされる。そうめんの薬味・冷やっこのトッピング・酢漬け(みょうがの甘酢漬け)・味噌汁の具など、夏の和食に欠かせない食材として親しまれてきた。英語に「みょうが」に対応する言葉はなく「Japanese ginger」と表現されることが多いが、その風味はショウガとは異なる。ユニークな日本固有の味覚として、近年は海外の日本食ファンにも注目されている。
食べ物・飲み物の記念日について
食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。
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