7月14日の記念日
検疫記念日
カテゴリ
健康・医療制定:厚生省(現・厚生労働省)・日本検疫衛生協会(1961年)
由来・理由
1879年(明治12年)7月14日、日本初の伝染病予防法令「海港虎列刺病(コレラ)伝染予防規則」が公布されたことを記念し、1961年(昭和36年)に厚生省と日本検疫衛生協会が制定。港や空港での感染症対策の原点となった日。
雑学・小話
「虎列刺(コレラ)」は19世紀にアジア・ヨーロッパで繰り返しパンデミックを引き起こした感染症で、明治時代の日本でも1877年・1879年・1882年など複数回の大流行があり、数万人規模の死者を出した。「検疫」という言葉の語源はイタリア語・ラテン語の「quarantina(40日間)」で、中世ペスト流行時に入港船を40日間隔離したことに由来する。現在の日本では成田・羽田・関西などの主要空港・港湾に検疫所が設置され、感染症の水際対策を担っている。2019〜2023年のCOVID-19パンデミックでは、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」への検疫対応が国際的に注目を集め、「検疫」という言葉が広く知られるようになった。海外からの輸入動植物に対する動植物検疫も同じ概念で、農業害虫や家畜感染症の侵入防止に重要な役割を果たしている。
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