✦ ツキヨミ ✦

1028日の記念日

おだしの日

カテゴリ

食べ物・飲み物制定:株式会社太鼓亭(2016年)

由来・理由

和食の要である「おだし」の魅力を広めることを目的に、かつお節の「燻乾(ばいかん)カビ付け製法」を考案したとされる紀州印南浦(現・和歌山県印南町)の漁民・角屋甚太郎の命日(1707年10月28日)にちなみ、株式会社太鼓亭が2016年(平成28年)に制定した記念日。

雑学・小話

燻乾カビ付け製法は、魚を燻して水分を抜いたうえで良質なカビを付着させ、雑菌の繁殖を防ぎながら熟成させる製法とされ、現在のかつお節づくりの基礎になったといわれる。おだしは昆布や煮干し、椎茸などさまざまな素材からとられ、素材の旨み成分(グルタミン酸やイノシン酸など)を活かした和食の基本とされる。化学調味料に頼らずおだしの旨みを活かすことで、減塩しながらもおいしい料理を作れるといわれる。この記念日をきっかけに、家庭でも丁寧にだしをとる時間を楽しんでみるのも良いかもしれない。

食べ物・飲み物の記念日について

食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。

おだしかつお節角屋甚太郎和食出汁
1028日の記念日一覧記念日一覧へ