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6月20日の記念日

世界難民の日

カテゴリ

社会・国際制定:国際連合(2000年)

由来・理由

1974年6月20日にアフリカ統一機構(OAU)難民条約が施行された「アフリカ難民の日」を起源として、2000年12月4日の国連総会決議55/76により、2001年から6月20日が「世界難民の日(World Refugee Day)」として制定された。国連はOAU(現アフリカ連合)の合意を得て、既存の「アフリカ難民の日」と同じ日付をあえて選び、国際的な記念日として格上げしたとされる。紛争や迫害から逃れることを余儀なくされた人々の勇気を称える国際デー。

雑学・小話

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が2025年に公表した最新の統計によると、2024年末時点で世界の強制避難民は1億2320万人に達し、過去最多を更新し続けている。これは前年から6%の増加で、世界の67人に1人が迫害や紛争、人権侵害によって故郷を追われている計算になる。強制避難民のうち子どもが占める割合は約4割にのぼり、スーダン・シリア・アフガニスタン・ウクライナの4か国出身者だけで全体の3分の1超を占めるという。また難民・避難民の受け入れ先の7割超を低・中所得国が担っている実態も指摘されている。日本でも毎年「世界難民の日」に東京タワーや東京スカイツリーなどをUNHCRのシンボルカラー「ブルー」でライトアップし、難民問題への関心を高める啓発活動が行われている。難民とは「人種・宗教・国籍・特定の社会集団への所属・政治的意見を理由に迫害を受ける恐れがあり、出身国の外にいる者」と1951年の難民条約に定義されている。日本は1981年に難民条約を批准しており、難民認定・支援の制度整備が続けられているが、受け入れ数は国際比較において依然少ないのが現状だ。この日は難民の「勇気・強さ・決意」を称えるとともに、解決策を模索し続ける国際社会全体の連帯を象徴する。

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