7月2日の記念日
谷川岳の日
カテゴリ
由来・理由
1920年(大正9年)7月2日、日本山岳会の藤島敏男・森喬が土樽の案内人・剣持政吉を伴い、谷川岳に近代登山として記録に残る初登頂を達成した。この歴史的な登頂から91年後の2011年、群馬県みなかみ町が日本記念日協会に申請し「谷川岳の日」として認定された。
雑学・小話
谷川岳(標高1,977m)は群馬・新潟県境に位置し、険しい岩壁と変わりやすい気象で知られる。「一ノ倉沢」の岩壁はヒマラヤやアルプスに匹敵する難ルートとして多くのクライマーを引きつけてきた。1931年に上越線が開通してアクセスが容易になると登山者が急増したが、それに伴い遭難事故も増加。2021年時点で死者数が800名を超えるとされ、かつて「遭難者数が世界一多い山」としてギネス記録に登録されたこともある。「魔の山」「墓標の山」と呼ばれてきた一方、ロープウェイを使えば初心者でも山頂付近の絶景を楽しめる間口の広さも持ち合わせている。「谷川岳の日」前後には「谷川岳山開き」として安全祈願祭が催され、7月2日を含む「谷川岳ウィーク」には登山・自然体験イベントが多数行われる。
自然・環境の記念日について
自然・環境に関する記念日は、地球の豊かさを守り、次の世代へ受け継いでいくための行動を呼びかけるものです。森や海、生き物、水、空気といったかけがえのない資源に目を向ける日、環境問題への理解を深める日、自然の恵みに感謝する日などがあります。多くは、関連する国際的な取り組みや、自然保護の歴史的な出来事にちなんで定められています。月の満ち欠けや潮の満ち引きが示すように、私たちの暮らしは大きな自然のリズムの中に組み込まれています。記念日をきっかけに、身近な自然に目を向けたり、暮らしの中の小さなエコを意識したりすることは、その大きな巡りへの敬意を取り戻す一歩です。自然とともに生きる感覚は、月を見上げる時間からも静かに育まれていきます。