6月2日の記念日
横浜カレー記念日
カテゴリ
由来・理由
1859年(安政6年)6月2日の横浜港開港と同時にカレーが日本に入ってきたという説にちなみ、2001年(平成13年)に横濱カレーミュージアムが制定。横浜をカレー文化の発祥地として位置づけ、カレーの普及と食文化の発展を目的とする。
雑学・小話
カレーはインドからイギリスに伝わり、イギリス海軍の食事として定着した後、幕末の開港期に横浜経由で日本へ入ってきたとされる。カレーという言葉の初出は福沢諭吉の『増訂華英通語』(1860年)で、「コルリ」と記されている。明治時代には西洋料理として高級なイメージがあったが、大正以降に安価なカレー粉が普及し、大衆食として根付いた。戦後、ハウス食品やエスビー食品などが固形ルウを開発し「5分でできるカレー」として家庭料理の定番になった。現在、日本のカレーはインド・タイのカレーとは別物の「第三のカレー」として世界的に認知されつつある。カレーうどん・カレーパン・スープカレーなど日本独自の変形も多い。文部科学省の調査では、学校給食の人気メニュー1位に長年君臨するほど国民食として定着している。横浜の元町・中華街周辺には今も個性的なカレー店が多く、開港以来の食文化の多様性を体現している。
食べ物にまつわる記念日
食べ物にまつわる記念日は、季節の恵みや作り手の努力を思い出させてくれる存在です。旬の食材が最も美味しくなる時期に合わせて制定されたものもあれば、老舗メーカーが商品の発売日を記念日として登録したものもあり、由来をたどると食文化の変遷が見えてきます。ふだん何気なく選んでいる一皿にも、誰かが積み重ねてきた工夫と歴史が息づいています。旬のものを味わうことは、月の満ち欠けのように巡る季節のリズムに寄り添う暮らし方のひとつでもあります。今日という日の記念日をきっかけに、食卓に少しだけ意識を向けてみませんか。
同じ日の記念日