6月16日の記念日
アフリカの子どもの日
カテゴリ
由来・理由
1976年6月16日、南アフリカ共和国ヨハネスブルグ郊外のソウェトで、アパルトヘイト政策に反対する黒人学生たちの平和的な行進に警察が発砲し、多数の若者が命を落とした「ソウェト蜂起」に由来。アフリカ統一機構(OAU)がこの日を「アフリカの子どもの日」と定め、子どもたちの権利向上と教育機会の拡充を訴えている。
雑学・小話
1976年6月16日朝、南アフリカのソウェト地区で、学校教育にアフリカーンス語(白人支配層の言語)を強制するアパルトヘイト政府の政策に抗議する数千人の黒人学生が平和的なデモ行進を始めた。しかし警察は催涙ガスと実弾を用いて鎮圧し、13歳の少年ヘクター・ピーターソンを含む多くの若者が命を落とした。その後も各地に抗議が波及し、数か月にわたる蜂起で推定575人以上が死亡したとされる。ヘクター・ピーターソンが撃たれ、友人に抱えられながら搬送される写真は世界に配信され、アパルトヘイトの残虐性を国際社会に広く知らしめた。南アフリカでは1994年の民主化後、この日を「ユース・デー(青少年の日)」として国民の祝日とし、ソウェトにはヘクター・ピーターソン博物館が建てられている。現在もアフリカ大陸各国でこの日は子どもの教育と権利のために闘った若者たちへの哀悼と連帯の日として記憶されている。
世界とつながる記念日
社会・国際に関する記念日は、世界中の人々が同じ課題に目を向けるために制定された、いわば「地球規模の呼びかけ」です。平和、人権、教育、福祉といったテーマは国境を越えて共通する願いであり、国連をはじめとする国際機関が主導して定めたものが多く見られます。歴史的な宣言や条約の採択日が由来になっていることも多く、日付そのものに重みがあります。月が満ち欠けを繰り返しながらも確かに巡り続けるように、社会の課題も一朝一夕には解決しませんが、地道な歩みが未来を変えていきます。