6月17日の記念日
減塩の日
カテゴリ
由来・理由
高血圧の予防と治療において減塩が重要であることを広めるため、特定非営利活動法人・日本高血圧学会が制定した毎月17日の記念日。世界高血圧デー(5月17日)から1年を通じて減塩を促進することを目的とする。
雑学・小話
日本人の塩分摂取量は世界的に見ても多い部類に入り、2019年の国民健康・栄養調査では男性10.9g/日、女性9.3g/日と、WHO推奨の5g/日以下を大きく上回っている。塩分の過剰摂取は血圧を上昇させ、脳卒中・心臓病・腎臓病などのリスクを高める。日本料理は醤油・味噌・漬物など塩分の多い調味料・食品が多く、美味しく食べながら減塩するための工夫が求められている。日本高血圧学会は高血圧治療のガイドラインで1日6g未満の塩分制限を推奨している。近年は「減塩醤油」「減塩味噌」「低塩梅干し」など減塩商品が充実し、「旨味を活かした減塩料理」のレシピも広く普及している。出汁を丁寧に取ることで少ない塩分でも満足感のある料理ができ、和食の伝統技法が現代の健康づくりに役立っている。
健康・医療の記念日について
健康・医療に関する記念日は、病気の予防や正しい知識の普及を目的に制定されたものが多くあります。特定の疾患への理解を広めるための啓発デー、検診や予防接種の大切さを呼びかける日、心と体のケアに目を向けるための日など、いずれも私たちの暮らしの土台である「健康」を見つめ直すきっかけとなります。日付の多くは、関連する数字の語呂合わせや、医学史上の出来事にちなんで定められています。慌ただしい毎日の中では、つい後回しにしてしまいがちな体のサイン。記念日はそれに立ち止まって耳を傾ける合図になります。月の満ち欠けが心身のリズムに影響すると言われるように、自分の体調の波を知り、無理のないペースで整えていく姿勢が、健やかな日々につながっていきます。