6月17日の記念日
おまわりさんの日
カテゴリ
由来・理由
1874年(明治7年)6月17日、日本で近代的な警察制度の基礎となる「巡査制度」が導入され、「おまわりさん(警察官)」という職業が誕生したことにちなむ。
雑学・小話
江戸時代の治安維持は各藩の武士や町奉行所の同心が担っていたが、明治維新後に欧米の近代的な警察制度を参考に制度改革が行われた。1874年6月17日、それまでの「邏卒(らそつ)」と呼ばれていた警察官が「巡査」という名称に改められ、近代的な日本の警察制度の礎が確立された。「おまわりさん」という親しみやすい呼び名は、巡査が地域を「見回る(巡回する)」ことに由来する。初代の巡査たちは刀を持たずに棒を携帯して街を巡回し、犯罪の防止と地域住民の保護にあたった。現在の日本の警察官数は約26万人で、交番(コウバン)制度は日本独自のシステムとして世界から高く評価されており、「KOBAN」という名称で海外の治安改善にも応用されている。交番は1875年に設置が始まり、地域の身近な相談窓口として機能し続けている。
社会・国際の記念日について
社会・国際に関する記念日は、平和・人権・教育・福祉・国際協力といった、よりよい社会を築くためのテーマを掲げています。国連をはじめとする国際機関が定めた世界規模の記念日も多く、世界中の人々が同じ日に同じ課題へ思いを寄せる機会となっています。日付は、歴史的な宣言や条約の採択日、象徴的な出来事にちなんで決められることがほとんどです。こうした記念日は、ふだんは遠く感じられる社会の課題を、自分ごととして考えるきっかけを与えてくれます。一人ひとりの小さな関心や行動が集まることで、社会は少しずつ変わっていきます。月が満ち欠けを繰り返しながら確かに巡るように、地道な歩みの積み重ねが、やがて大きな変化を生み出していくのです。