10月1日の記念日
印章の日
カテゴリ
文化・芸術制定:全日本印章業協会
由来・理由
1873年(明治6年)7月の太政官布告により、証書には実印(印章)を用いることが定められ、同年10月1日から施行されたことにちなみ、全日本印章業協会が記念日として制定した。
雑学・小話
印章文化はさらに遡り、江戸時代にはすでに取引の際に印影を庄屋などへ届け出て照合する仕組みがあったとされる。明治政府はこれを法制化し、実印による本人証明の制度を確立した。記念日にあわせて各地の印章組合では、役目を終えた印鑑やゴム印を供養する「印章供養祭」が行われており、道具を大切に扱う日本らしい文化として今も受け継がれている。デジタル化が進む現代でも、実印・銀行印は重要な契約の場面で欠かせない存在であり続けている。
文化・芸術の記念日について
文化・芸術に関する記念日は、音楽・文学・美術・伝統芸能・映画など、人の心を豊かにする営みを称えるために設けられています。歴史的な作品の発表日や、文化施設の開館日、ある芸術分野の発展に貢献した人物の誕生日などにちなむものが多く、その日付ひとつひとつに物語が宿っています。文化は、長い時間をかけて多くの人の手で受け継がれ、磨かれてきた人類の財産です。記念日を入り口に、ふだんあまり触れない分野の作品に出会ってみると、新しい感性の扉が開くかもしれません。月を眺めて季節の移ろいを感じる感性も、こうした文化への親しみと地続きのもの。日々の暮らしに芸術の彩りを添えることは、心の余白を育てる豊かな習慣です。
印章はんこ明治伝統文化供養