9月15日の記念日
石狩鍋記念日
カテゴリ
食べ物・飲み物制定:あき味の会(石狩鍋復活プロジェクト)
由来・理由
北海道石狩市の「石狩鍋復活プロジェクト・あき味の会」が制定した。「く(9)い(1)ご(5)ろ」と読む語呂合わせに加え、鮭が旬を迎える9月であることも日付の理由となっている。
雑学・小話
石狩鍋は北海道石狩川流域の郷土料理で、鮭の身・アラ・野菜を昆布だしの味噌汁で煮込んだ鍋。生姜・山椒で鮭の臭みを消し、仕上げにバターを落とすのが定番のスタイル。鮭の皮・エラ・中骨など捨てられがちな部位を使い切るという漁師の知恵から生まれたとされ、江戸時代末期から石狩川河口近くの番屋で食べられてきた歴史を持つ。秋鮭が最もおいしくなる季節に、体を芯から温めてくれる一杯。
食べ物・飲み物の記念日について
食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。
石狩鍋鮭北海道郷土料理