9月11日の記念日
くわいの日
カテゴリ
食べ物・飲み物
由来・理由
「く(9)わ(1)い(1)」の語呂合わせ。くわいは9月頃から収穫が始まり、芋から力強く芽が伸びる姿が「芽が出る・出世する」を連想させることから縁起物として知られる。
雑学・小話
くわいはオモダカ科の水生植物で、球形の塊茎を食用とする。芽がまっすぐ力強く伸びる姿が縁起物として重視され、おせち料理の煮物や炊き合わせに欠かせない存在だ。国内の主産地は埼玉県(さいたま市・越谷市)と広島県(福山市)で、明治期から水はけの悪い低地を活かした栽培が続く。ほのかな苦みとほくほくした食感が特徴で、普段の食卓ではなかなかお目にかかれない。縁起物の野菜を探して、ちょっと特別な一品を試してみたくなる日。
食べ物・飲み物の記念日について
食にまつわる記念日は、日本でもっとも数が多いジャンルのひとつです。語呂合わせで日付が決められたもの(たとえば「11(いい)」や「29(にく)」など)、旬の食材が出回る季節に合わせたもの、業界団体が消費拡大を願って制定したものなど、その成り立ちはさまざまです。背景には、その食材や料理がたどってきた歴史、産地の人々の思い、そして食文化を次の世代へ伝えたいという願いが込められています。記念日をきっかけにいつもの食卓を少し見直してみると、何気なく口にしているものの奥深さに気づくはずです。旬を意識して食材を選ぶことは、月のリズムに合わせた暮らしと同じように、自然の巡りと自分の体を結び直す小さな実践でもあります。
くわいおせち縁起物語呂合わせ