5月23日の記念日
世界カメの日
カテゴリ
自然・環境制定:American Tortoise Rescue(2000年)
由来・理由
2000年、アメリカのカメ保護団体「American Tortoise Rescue」が制定した国際記念日。創設者スーザン・テレム氏の誕生日である5月23日に設定され、世界中のカメ・ウミガメの保護と生息環境の保全への意識を高めることを目的とする。現在は国際的に広く認知された環境啓発デーとなっている。
雑学・小話
カメは地球上に2億年以上前から存在する爬虫類であり、現存する最古のグループの一つとされる。しかし近年、生息地の破壊・海洋プラスチックごみへの誤飲・ペット取引・食料としての乱獲などの要因により、多くのカメ・ウミガメの種が絶滅危惧状態に置かれている。特にウミガメは産卵のために海岸に上陸する習性があるため、海岸開発や光害(産卵場所を見失わせる人工照明)の影響も深刻であり、国際的な保護活動が求められている。American Tortoise Rescueは1990年に設立され、傷ついたカメの救護・里親探し・野生復帰支援などを行うとともに、この記念日を通じた教育・啓発活動にも力を入れている。世界カメの日には各地で放流イベントや水族館・動物園での特別展示が行われ、子どもたちがカメと環境問題を身近に考える機会となっている。日本でもアカウミガメやアオウミガメの産卵地保護が続けられており、地域コミュニティが連携した保護活動の取り組みが各地に根付いている。
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