10月13日の記念日
世界血栓症デー
カテゴリ
由来・理由
「血栓症」という言葉を生み出したドイツの病理学者ルドルフ・フィルヒョウの誕生日(1821年10月13日)にちなみ、国際血栓止血学会(ISTH)が2014年に制定した国際デー。血栓症の予防・早期発見への理解を広めることを目的としている。
雑学・小話
血栓症は血管内に血の塊(血栓)ができて血流を妨げる病態で、深部静脈血栓症や肺塞栓症、心筋梗塞、脳梗塞など命に関わる病気の原因になり得るとされる。長時間同じ姿勢を続けることで起こる「エコノミークラス症候群」も血栓症の一種として知られ、近年は在宅勤務による座りっぱなしの生活習慣もリスク要因として注目されているという。フィルヒョウは血栓形成の3要素(血流の停滞、血管内皮の障害、血液凝固能の亢進)を提唱した人物としても知られ、現代の血栓症研究の基礎を築いたとされる。世界血栓症デーには各国の医療機関が啓発イベントを開催し、足のむくみやこむら返りといった血栓症のサインについて情報発信を行っており、航空機や長距離バスでの移動時にもこまめな水分補給や運動が呼びかけられているという。
健康・医療の記念日について
健康・医療に関する記念日は、病気の予防や正しい知識の普及を目的に制定されたものが多くあります。特定の疾患への理解を広めるための啓発デー、検診や予防接種の大切さを呼びかける日、心と体のケアに目を向けるための日など、いずれも私たちの暮らしの土台である「健康」を見つめ直すきっかけとなります。日付の多くは、関連する数字の語呂合わせや、医学史上の出来事にちなんで定められています。慌ただしい毎日の中では、つい後回しにしてしまいがちな体のサイン。記念日はそれに立ち止まって耳を傾ける合図になります。月の満ち欠けが心身のリズムに影響すると言われるように、自分の体調の波を知り、無理のないペースで整えていく姿勢が、健やかな日々につながっていきます。
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